参考(農林水産省):http://www.maff.go.jp/j/nousin/kantai/giahs_1.html

 農業遺産とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を認定する制度であり、国連食糧農業機関(FAO)が認定を行う世界農業遺産と、農林水産大臣が認定を行う日本農業遺産があります。
 世界農業遺産は、世界的に重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度で、平成14年に開始されました。
 日本農業遺産は、開発途上国を対象として開始された世界農業遺産の認定基準に、先進国である日本として評価すべき点を加え、平成28年に創設されました。

 申請地域は、我が国における重要性、申請地域の特徴(世界農業遺産の5つの認定基準に、日本が独自に定めた3つの基準を加えた 8つの認定基準)及び保全計画(※1)に基づき評価されます。